お茶の保存方法

窒素ガス(不活性ガス)封入したお茶は開封しなければ1年は風味が落ちません。

しかし、光(直射日光・蛍光灯など)や熱が当たる場所に置くと品質に悪影響を及ぼします。

1.未開封のお茶は、暗く温度変化の少ない低温な場所での保管をお勧めします。

  長期の保管には冷蔵庫・冷凍庫も適していますが、取り出しても直ぐに開封しないで完全に常温に戻るまでお待ちください。

  いきなり開封すると湿気を呼んでしまい(結露)品質の低下を早めてしまいます。

2.開封後のお茶は遮光性、密封性の良い茶缶などに移し変え、冷暗所で保存し早めに飲み切るようにしましょう。

  一度開封したお茶を冷蔵庫等に出し入れすると、他の食材の匂いを吸収したり(移り香)、結露する原因になるので避けましょう。

  チャック袋の場合は、なるべく空気を抜いてからしっかりと封をしてください。


古くなったお茶の利用法

1.風味が少し落ちたと感じたら、お皿にお茶を薄く広げて電子レンジ(500w)で1分程度加熱するか、アルミホイルに薄く広げて

  オーブントースターで変化を見ながら軽く加熱すると風味がよみがえります。(強く加熱するとほうじ茶に)

  また油の付いてない鍋などで、軽く振りながら弱火に掛けます。煙が出始めたら火から下ろし、余熱で更に振っていると

  きつね色の香り豊かなほうじ茶に変身するので皿などに移して冷まします。

2.さらに古くなってしまったら、お茶パックなどに入れて下駄箱や匂いの気になるところに置くと匂い消しになります。